妊娠希望の方には必須の葉酸サプリ、動脈硬化予防などにも効果アリ。
ビタミンB群のエース、それが「葉酸」 ほうれん草などの葉からみつかったビタミンなのですが、酸素、光、熱によって壊れやすいデリケートな存在。不足すると、発育不良、口内炎、貧血などがおこったり、妊娠時に不足していると、赤ちゃんの神経管閉塞障害の原因となるので、最近のプレ妊婦さんの間では、かなりメジャーな栄養素ですね。
Now Foods, Folic Acid with Vitamin B-12, 800 mcg, 250 Tablets
妊婦さんから高齢者まで、必須のビタミン
葉酸は遺伝情報通りに細胞を作る核酸(DNAやRNA)の活動を助けて、新しい細胞を作るのを促してくれます。ほうれん草などの葉物をはじめとした、緑黄色野菜、豆類、レバーなどに多く含まれています。
妊娠中の葉酸の摂取量は通常の倍、摂取することが良いとされています。「妊娠1ヶ月以上前から3ヶ月までの間」に葉酸の摂取をすることが求められていますが、妊娠一ヶ月以上前とはなかなかいつの事だか分からないものなので、妊娠を希望されるプレ妊婦さんたちには、計画的に摂取してください。厚生労働省では、食品からの摂取に加えて、サプリメントから1日0.4mg(400μg)の葉酸の補給を勧めています。nowの葉酸サプリは一粒に800mcg<400μg=400mcg)なので、デイリーバリューの2倍摂取できる計算になります。
妊娠希望の女性以外にも、大切な栄養素です。葉酸が不足することによって、動脈硬化を誘発してしまうホモシステインという物質が増加します。葉酸を摂取することで、動脈硬化を予防し、血管の柔軟性を保てるようにしたいですね。
その他にも葉酸が不足することで表れる症状は、細胞分裂の頻繁な所から出てくる事が多く、血液で巨大な赤血球を作って悪性貧血となり、胃の粘膜で腫瘍をまねき、口の粘膜では口内炎となります。口内炎が頻繁にできるかた、めまいや貧血が顕著な方は葉酸が足りてないという事もあるかもしれません。そして何よりも恐ろしいのが、DNAの損傷で生じる細胞の癌化です。子宮がんや咽頭がん、肺がん、結腸がん、直腸がんなどが、DNAの損傷で生じるがんなのですが、葉酸はこれらの病気の治療に効果が認められています。
小粒のころんとしたサプリ。この大きさならサプリが苦手な方でも問題なく摂取できると思います。葉酸を飲むタイミングは食事と一緒に一日一粒摂取してください。
また、nowの葉酸のサプリには葉酸以外にもビタミンB12が配合されています。いずれも”造血ビタミン”と呼ばれるビタミンで、赤血球の製造を行う葉酸と、その葉酸を助けるビタミンB12はお互いに補いあってはたらいている為、どちらか一方だけを摂取しても意味がないそう。
妊娠希望の方に非常に有名になった葉酸サプリですが、もちろん全ての人たちに必要な栄養素です。NOWの葉酸サプリなら、リーズナブルな値段なので長く続けられそうですね。
飲み方と成分
■飲み方
栄養補助食品として、望ましくは食事と一緒に、毎日1錠を取る。
■成分
葉酸、ビタミンB12、セルロース、ステアリン酸(植物源)およびステアリン酸マグネシウム(植物源)
以下のものは含んでおりません:イースト、小麦、大豆、グルテン、砂糖、塩、牛乳。