関節痛の緩和、コラーゲンを増やす、花粉症を治す!に共通して効果があるMSMサプリ!
関節痛にも効いて、アンチエイジングになって、アレルギーの緩和にもなって、爪や髪の毛が丈夫になって、筋肉痛や顎関節症の緩和にもなる・・・そんな節操のないサプリがMSMです。
有機イオウ化合物で、コラーゲン生成の助けになるミネラルでなんです。ただの関節痛のやつでしょ、とグルコサミンやコンドロイチンの相棒にちょろっと入っているだけなんて、勿体ない!副作用の報告もない、重要なミネラルです。シリカと一緒の摂取がオススメですよ。
Jarrow Formulas, MSM, Methyl-Sulfonyl-Methane, 1000 mg, 200 Capsules
ジャローのMSMサプリまとめ
1、弾力性を高めるから、ひざなどの関節の痛みに効果アリ
2、ケラチンを作るから、爪や髪の毛を健康的にする!
3、花粉症などのアレルギー対策にも
4、コラーゲンを生成する元になるから、美肌効果あり!
5、イオウなので、ニキビ対策にも効果あり。
6、元が食品なので安全性が高く、副作用が少ない
7、一錠に1000mgのMSM配合。
MSMは、日本では関節痛サプリとして有名
MSMは、メチル(M)スルフォニルorサルフォニル(S)メタン(M)の略。
ミネラルの一種で、植物や動物(人間を含む)の体内に存在している有機イオン化合物のことです。食物にも含まれているのですが、その量は微量。そして体内吸収のプロセスにおいて破壊されやすい物質でもあります。特に年齢を重ねるにつれて、消化機能は衰えていくため、MSMの補給は難しくなっていきます。
そんなMSMは、日本においてはグルコサミン・コンドロイチンといった膝などの関節痛のサプリに一緒に入っている事が多いのですが、アメリカでは特に美容に効果のあるサプリとして有名です。
この二つが両立する原因としては、MSMはコラーゲンの元になるからなんです。ちゃんと言い直すと、コラーゲンの生成を助けるから。
○コラーゲンって経口摂取では意味ないっぽい
MSMクリームのレビュー記事にも書きましたが、コラーゲンをサプリや食物などで摂取しても、意味がありません。
なぜかというと、コラーゲンは大きい分子で出来ているため、体内で分解されてしまい、その上コラーゲンとして再度合成される前に多くが消費されてしまいます。(特にイオウは腸でほとんど吸収してくれない)
更にコラーゲンが生成されたとしてもスカスカのコラーゲン。これでは、残念ながら期待するコラーゲン効果は期待できません。
○合理的なコラーゲン生成の秘密はMSM
じゃー、弾力のあるコラーゲンをどうやって生成するかというと、MSMやシリカを摂取すること。(シリカについては詳しくは次の項参照)
コラーゲン自体は肉や魚などのタンパク質の食事で足りています。材料は実は十分なんだぜ。そのコラーゲンが分解されたあとに生成する働きをしてくれるのがMSM。コラーゲンを束ねてくれる”弾力”の元になってくれます。
「コラーゲン摂取→体内で分解→消費→・・・」
となるよりは、体内で吸収されやすく、コラーゲンの元になる成分を摂取するというのは合理的な方法です。
○MSMはクッションになる
MSMであるイオウは、タイヤやゴムの耐久性をあげるのに使用されていますが、それは人体においても同じいわゆるクッションの役割を果たしてくれます。イオウが失われて、もろくなっていた関節や軟骨に再度供給することによって組織は正常に戻ります。
これが、膝や肘などの関節痛を緩和するというカラクリなんですね。
弾力性をあげる他にも、
○血液の流れを良くする
○ダメージを受けた部分の修復を早める
○筋肉の収縮をおさえる
○神経伝達経路を遮断して痛みの伝達速度を低下させる
などの効果が期待できます。そのため、一般的な関節痛の他にも炎症による関節炎(リウマチ)や、運動による筋肉や関節のダメージ緩和、腱鞘炎や顎関節症にも役立ってくれます。
私は、顎関節症持ちなのですがMSMには大分助けられています。(以前は、噛み締めがひどすぎて奥歯を2本折った事もあり。今でははかなり緩和されました!寝る時にマウスピース外せてるのが幸せすぎる。)
レビューにて繊維筋痛症(Fibromyalgia)に効いた!というのもありますね。リウマチを含む自己免疫疾患の慢性疼痛に効果があるというのは、すごい事だと思います。今では疼痛レベルがかなり軽減されていますが、私も繊維筋痛症の診断を受けています。顎関節症と繊維筋痛症が関係ある説がありますが、私もなんとなくその説はある気がする。
繊維筋痛症は、MSMの効果の一つである、痛みを伝える神経の伝達経路の速度を低下させるという所から効果があるのではないか・・・と思っています。
こちらがサプリの様子。アメリカサプリの中ではさほど大きくはないけれど、日本のサプリよりは大きめ。
サプリの形状が苦手な方にはパウダーもあります。
↑こちらが、パウダー(類粒)。経口摂取する場合はオブラートに包んだ方が良いかもしれません。
また、MSMは低分子ゆえ、関節痛や痛みにはクリームを塗るという選択肢もてっとり早いです。今そこにある痛みを改善したいという場合には、クリームオススメ。クリームのレビューはこちらです。
MSMは、アメリカでは美容サプリ!?
続いては、MSMの効能のアザーサイド、美容について書きます。サプリ大国アメリカではMSMは美容サプリとしての利用の方がメジャーだと思います。
○MSMでコラーゲン生成
年をとるにつれて、肌の弾力が落ちてくる・・・というのは、アラサー以上の世代ならば実感しているのではないでしょうか。肌の弾力が落ちてくると、シワが増えてしまいます。実は、弾力を保つ=アンチエイジング。
MSMはコラーゲンの生成を促して、細胞の隙間をゴムのように埋めてくれるので肌の弾力やハリを取り戻してくれます。笑いシワがいつの間にか、笑ってない時にもあるんですけど・・・という状態は、加齢によってMSMがなくなっているからかもしれません。
肌の再生力を高める効果がある事から、ニキビ後やシミ・日焼けなどの傷ついてしまった組織を再度リペアしてくれます。
○MSMでケラチン生成
MSMはコラーゲンの他にもケラチンの元にもなります。健康的な爪や髪の毛を育てる上でイオウは大切な成分なんです。育毛効果やコシのある髪の毛、更にはくせ毛対策にもMSMは効果的。そして、髪の毛や爪が燃えた時の臭いって、実はイオウの臭いらしい。イオウで出来ているんですねぇ。
○MSMでシステインの力を強める
MSMを摂取すると、体内でメチオニンとシステインの2種類の含硫アミノ酸が作られます。
美容的に注目なのはシステイン。こちらには抗酸化作用やデトックス効果があります。このシステインという名前、聞き覚えがありませんか?そう、あの有名な全身を美白できるLシステインはそのシステインの仲間なんです。
Lシステインサプリと同時摂取にMSMがたびたび推奨されてるのは、MSMのイオウは、アミノ酸のシステイン同士を結びつけるため、相乗効果が期待できるからなんですね。
○MSMで保水力アップ
更に、MSMはヒアルロン酸のサプリにも配合されている事がありますが、これは保水力をアップする効果があるから。ただ、ヒアルロン酸もコラーゲンと同じく分子が大きいため、経口摂取で効果があるのかは謎です。主に効果があるとしたらMSMの力ではないでしょうか。
○MSMでヒスタミン減少
MSMが体内において作られるメチオニンはヒスタミンを減少させる力を持っています。また、皮膚や粘膜を強化してくれる事から、アレルゲンや細菌などの侵入を防ぐので、花粉症やアトピー、アレルギー性皮膚炎の緩和にも効果があるといわれています。
最後にMSMが効果のある症状をざざーっと書いておきます。沢山ありすぎるので、箇条書きで、失礼します。
- 骨粗しょう症
- 妊娠線
- 脱毛症
- 目の炎症
- 歯周病
- 胃酸過多
- PMS
- アルツハイマー
- 肺気腫、肺炎
- 慢性疲労症候群
- 自己免疫疾患
多すぎる。なんで日本でMSMが流行らないのかが解せない。
MSMはシリカと一緒がおすすめ!
是非、一緒に摂取したいミネラルであるシリカ。私は安心のフローラ社のベジタルシリカを愛用しています。
日本では驚愕の値段!iherbでは$27なので、半額くらいです。
MSMは体内において弾力のあるコラーゲンになります。この弾力のあるコラーゲンをさらに束ねる働きをしてくれるのがシリカ(ケイ素、珪素)なんです。束ねれば束ねるほどに、より強くしなやかに結束されるので、効率的にお肌の弾力がアップします。
そんなことから、MSMとシリカはセット摂取が推奨されています。
ケイ素もまた加齢によって失われていく栄養素の一つ。MSMとともに、サプリがオススメです。あとは、もちろん ビタミンC!
MSMとシリカが体内にあれば、食物から得られるたんぱく質で体内でコラーゲンがきっちり強力に生成&結合されていきます。
iherbでは取り扱いがなくて残念ですが、シリカのミネラルウォーターもオススメ。
少しだけ、MSMの方が大きいですが、問題なく飲み込める大きさあと思います。どちらも基本的には一日一錠の摂取。オススメの時間帯は朝食後に摂取です。関節痛やアレルギー緩和には、一日に飲む回数を増やしてください。8000mg(8錠)までが推奨されていますが最高でも3錠ほどにしておくのが安心です。
成分と飲み方
■成分
MSM、マグネシウムステアリン酸(植物由来)、ゼラチンカプセル。一錠にMSMは1000mgです。
■飲み方
一錠を一日一回〜三回摂取してください。持病がある方、妊娠中の方、授乳中の方、や妊娠を計画されている方、18歳以下の方は、かかりつけの医師やヘルスケアのプロフェッショナルの方に相談してください。
関節炎には、一日3000mg。アレルギー緩和には、1000mgを一日二回摂取するのが効果的です。