シナモンを生活に取り入れて、体の末端まで栄養を届けよう!
数多くあるシンプリーオーガニックの調味料のなかでも、シナモンは常にベスト3に入るベストセラー。香りが強く、大容量なのに値段が安いので人気なのもよく分かる。お菓子作りにはもちろんのこと、色々なレシピに使えるシナモン。実は体に良いことばかりなんですよ。
Simply Organic, Cinnamon, 2.45 oz (69 g)
栄養を届ける血管をサポートするシナモン
シナモンは香り豊かで、スパイスとしてなじみ深いですが、実は漢方の世界でも古代から使われていました。生薬の時は”桂皮”と呼ばれています。
”桂皮”つまりシナモンの効能としては、糖尿病による血糖値の上昇を抑えたり、毛細血管の老化防止の効能があります。
血管は全身の細胞に栄養や酸素を運んでくれる重要な器官なのですが、年齢を重ねるにつれて、血管の内皮細胞と壁細胞の間に隙間が出来てしまい、そこから栄養や酸素が漏れてしまうようになります。その結果、十分な栄養分が行き渡らず、細胞は栄養不足な状態に陥ってしまいます。
手先や足先などの末端にまで栄養が届かないと、血行が悪くなり体が冷えてしまいます。体内の流れが悪くなると、むくみや肥満になりやすくなってしまったり、シミやシワ、たるみ、抜け毛や脱毛などを引き起こしてしまいます。栄養を十分にとったとしても、それが必要な所へ届かないとすれば、なにをおいても栄養を届ける”血管”を老化から守る事がいかに大切であるか分かる気がします。
シナモンには、そんな血管が老化するのを防ぐ”Tie2”を活性化させる”アンジオポエチン”という成分と同じ働きをします。毛細血管のダメージを修復し、老化を予防してくれるのです。シナモンを摂取後わずか2・3時間で血管を修復する力があるという話もあります。
内蓋の様子。シナモンパウダーはさっとふりかけるのがメインなので、大きい開口部は使わない事が多そう。
シナモン摂り過ぎ注意!
血管と修復させる以外にも、桂皮の薬理作用として
鎮静、鎮痛、抗菌、眼瞼下垂、血圧低下、体温低下、呼吸促進、覚醒、発汗増強などがありまる。ただ、注意が必要なのは健康にいいから!と過剰摂取するのは禁忌です。シナモンパウダーは、大量に摂取すると、肝機能障害を起こすといわれいます。
一日の摂取量目安は0.6g(=小さじ1/3杯くらい)にしましょう。
シナモンパウダーをふりかけた様子。このくらいを飲み物にふりかけるのが良さそう。毎日少しずつシナモン摂取しましょう。
シナモンパウダーの使い方
ドリンクや料理に幅広く使えます。甘くてスパイシーな香辛料なので、チャイ風ドリンクにするのが一般的でしょうか。シンプリーオーガニックのシナモンは香りが強めで、甘いのが特徴。もちろんオーガニック栽培のシナモン100パーセント使用です。
豆乳の紅茶にシナモンをふりかけたもの。ほっとあたたかまって、美味しい。寒い時期の朝の定番です。
シナモンたっぷりのすりおろしたにんじんのケーキ。糖分と一緒に摂取すると、血糖値をあげにくくする効果もありますよ。にんじんとシナモンは相性抜群!
かぼちゃとくるみのシナモンサラダ。シナモンはサラダにもよくあいますね。
シナモンロール!
シナモンといえば、焼きりんご。りんごの蜜とシナモン、ブラウンシュガーが相まってすごく美味しいおやつになりました。
使い方と成分
■使い方
シナモンは、世界で最も人気のあるベーキングスパイス。ケーキ、パン、クッキー、パンやパイ、餃子、プディング、ペストリー、アイスクリームでおなじみの味と香りです。スープ、チャツネ、ケチャップ、ピクルス、スカッシュ、照り焼きなどは勿論、サイダー、コーヒー、紅茶、ココアなどのホットドリンクにもお使いいだけます。
シナモンはアプリコット、チェリー、リンゴ、ブルーベリーとオレンジのような果物を美味しくしてくれます。野菜では、特にニンジン、ほうれん草、玉ねぎにはシナモンの刺激的な甘さと相性が良いです。
他のスパイスとの組み合わせ次第で、多くの料理にお使いいただけます。
■成分
オーガニックシナモン